千代田区のご紹介

今回は、東京23区の中央部に位置する千代田区のご紹介です。

港区・中央区とともに「都心3区」と呼ばれております。 千代田区の中央に皇居があり、区全体の約15%を皇居の緑地が占めています。区域は江戸城の外濠の内側部分とほぼ一致しており、外郭を含めた城址にあたる場所になっております。永田町や霞が関を中心にさまざまな首都機能が集積し、日本の政治・行政・司法の中心地です。また、日本屈指のオフィス街である丸の内や大手町は東京の中心業務地区の1つとして機能しており、3大メガバンク(都市銀行)の本店や主要な大企業の本社が多数集積し、日本の金融・経済の中核を担っています。区の東側には東京駅が位置し、日本の中央駅として多数の新幹線・在来線の起点となっており、皇居西側を中心とした旧麹町区の番町地区は都心屈指の高級住宅街として知られています。

千代田区は、現在の皇居に江戸城が置かれ徳川幕府の本拠地として政治の中心になり、明治維新後も新政府が大名屋敷跡に官庁街を開設して首都機能を置いて「東京」の中心地としており、日本の政治の中心が引き続き置かれることになったとのこと。

明治以降、国会・首相官邸・中央省庁・最高裁判所などの三権をはじめとする日本の首都機能、主要政党の本部など国家権力の中枢が千代田区に集中し、日本の立法・行政・司法の中心です。区内の永田町、霞が関といった地名は国会議員や官僚の代名詞になっています。1991年に新宿区西新宿の新宿副都心(新都心)に移転するまで、東京都庁舎は同区丸の内に所在しておりました。